ワークショップから布花教室へ

布を染めて作る花(布花)を作る
教室と販売を中心に活動しています

Emingのエミと申します。

 

数回に分けて、
ワタシの自己紹介を兼ねた今までの歩みを書いています。

==========
【自己紹介:ワタシの歩み】
第1回:テディベアとの出会い

2回:帽子との出会い

3回:布花との出会い

4回:布花制作を始める

5回:布花の販売とワークショップをスタート!
==========

の続きです。

ーーーーーーーーーーー

 

ワークショップから布花教室にするにあたって

作りたいものだけ作れる教室も考えたのですが

ワタシは、

そのスタイルではなく

まず、はじめに

基礎から学べる教室にしたいと思いました。

 

それは、

ハンドメイドだけでなく

子供の頃から今までの習い事からの経験で


自分だったらこんな教室で学びたい

と、思える教室を作りました。

 

基礎ってほんと大事で、

大事だとは、分かっていても、

・面白くない

・作りたいものだけを作りたい

はじめは、それで楽しくて満足かもしれません。

 

でも、どこかで必ず、壁にぶち当たります。

 

そして、その時に基礎の大切さを思い知らされます。

 

今回の自己紹介のところでは、

省かせていただいたのですが、

実は、独身の頃、

ピアノの講師をしていた時期があります。

 

ピアノの先生になることが夢だったけど、

両親からは反対され、

夢を叶える方法を見つけて

どうにか夢を叶えることはできました。

 

ですが、目指す段階の時に、

ワタシは、幼稚園の頃からヤマハに通い

ヤマハで学んで、進級していれば、

自然と学べているはずの

音楽の基礎知識部分などが、

全くできていないことに

受験の準備をはじめた時に、

気付かされました。

 

受験のためについた先生に
言われることに対して

・え⁉︎ それって何?

・どういう意味?

・全く、わからない・・・・

 

そういえば、弾くこと中心のレッスンで

楽しく好きにさせてもらっていたなぁと

思い出しました。

 

それはそれで、

音楽を楽しく続けてこれたのは、

嬉しく幸せなことではあります。

 

ですが、

いざ、なんらかの目標ができて、

その期間を振り返った時には

・もっと前からちゃんとそのこと学びたかった

・そういうものがあるって教えて欲しかった

・あ〜、あの時に戻ってちゃんと学びたい

という

、後悔の気持ちでいっぱいになりました。

 

その時の経験から、

何かを新たに学ぶ時には、

 

ただ、それが好きで

楽しくできたらいい

趣味の範囲内でいいです。

と思っていても

 

いつ、どのタイミングでその気持ちが

・販売したい

・教えたい

と、気持ちに変化が来るかは誰もわかりません。

 

もし、その気持ちに変化が出て

方向転換したいと思った時に、

 

・え?全然そんなこと知らないし、できないんだけど

・また一から学び直さなきゃいけないの?

・今までかかった時間とお金が・・・・

 

そんな風に、

ワタシみたいな思いはしてほしくない。

 

その思いから、

趣味であっても、

知らず知らずに自然と

基礎知識や

よく布花で使用する技法を学べるようにしたい

という思いから

基礎テクニック習得コースの

カリキュラムを作りました。

 

こちらのコース修了後は、

次の段階として

受講生の作りたいものが

ご自身で作れるになるようになるために

・受講生が何を学びたいのか

・どんなものを作っていきたいのか

受講生のお話を聞きながら、

受講生主体で、

私ができるサポートをさせていただいています。

 

そんな思いの詰まった

[基礎テクニック習得コース]は、

経験者の方からも、ご好評いただき

・今までの疑問が解決しました

・今まで、うまくできなかったことができるようになって、
 布花が楽しくなりました

と、嬉しいお言葉をいただいています。

 

また、布花初心者さんからは、

最初の段階から、順を追って、

一人一人のペースに合わせて何度も説明してくれるので

安心して、楽しみながら学べて嬉しいです

と、お声をいただいています。

 

 

教室にかかりきりになっているように見えますが、

布花制作やイベントに出るのも大好きです。

 

イベントでは、お客さまが

好き好きに11輪手にとりながら

ドールに持たせたり、

ディスプレイなど飾りに使われるのか

思い思いに楽しそうに悩まれながら、

花あわせされている姿を

いつもニマニマ嬉しく

拝見させていただいています。

 

そして今では、とてもありがたいことに

ワタシのこだわりに共感いただき、

その色や雰囲気が好きと言ってくださるお客様が増え

日本だけではなく海外のお客さま

テディベア作家さま

ドール作家さま

ドールメーカさま

から
布花の使用をご希望いただくまでになりました。

 

一時期は、

自分は、

・今後何を作っていくのか、作っていきたいのか

悩んでいる時期もありました。

 

販売は、

テディベア帽子布花と制作するものが

段々と変わっていき

 

一番無心で作れるのは布花で


やっぱ、布花がワタシには合ってるのかなぁ

と、自分で思いつつも

 

はじめのスタート時の

着せ替えテディベアをやりたくて、始めたこともあり、

テディベアも帽子も手放すことが

ずっとできませんでした。

 

手放すことをしてしまうと

テディベア・帽子と学び活動してきたことが、

勿体無い・・・

 

そして

あの時間が、

無駄っだったと言ってしまっているようで・・・・

なんだか、寂しい気持ちになってしまうのです。

 

そんなある時

お世話になった帽子の先生と

イベントでお話しする機会がありました。

 

その時、先生にずっと思っていた

この気持ちを聞いていただいたのです。

 

すると先生が


一番布花が合ってるね〜。

すごい、素敵だよ〜。

今までやってきたことを勿体無いなんて
思わなくていいんだよ。

帽子は、
そこに辿り着くまでの通過点だったんだよ。

何1つ無駄になることなんてないんだよ。

と、声をかけていただきました。

 

そう、言っていただけたことで

胸の支えが取れて


ワタシにとっては、全てが必要だったことで

どれが欠けても今のワタシはない。

何、1つ無駄ではない。

と、思えるようになるまで、

気持ちの整理がつきました。

 

そして

昨年、テディベアを卒業することができました。

 

帽子の方は、

布花とつながりが強いので

麦わら帽子は、やりたいなぁと思っていて

 

まだ、綺麗に卒業はできていません(笑)

 

いつか麦わら帽子に

ワラワラ布花飾りたいと思っています。

 

 

つづく・・・

==========
【自己紹介:ワタシの歩み】
第1回:テディベアとの出会い

2回:帽子との出会い

3回:布花との出会い

4回:布花制作を始める

5回:布花の販売とワークショップをスタート!

6回:ワークショップから布花教室へ

第7回:これから・・・
==========

関連記事

PAGE TOP